国際最低課税額に対する法人税

　グローバル・ミニマム課税のルールの1つである所得合算ルール（IIR）の法制化に伴い創設された。グループの全世界での年間総収入金額が7億5,000万ユーロ以上の多国籍企業グループを対象として、実質ベースの所得除外額を除く所得について国ごとに基準税率15%以上の課税を確保する目的で、子会社等の所在する軽課税国での税負担が基準税率15%に至るまで、日本に所在する親会社等に対して上乗せ課税を行うというものである。令和6年4月1日以後から適用される。


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（週刊「T＆A master」1044号(2024.9.23「今週の専門用語」より転載）

（分類：税務　2025.3.3　ビジネスメールUP! 3478号より )