確定給付企業年金

　確定給付企業年金とは、日本で最も普及している公的年金への上乗せ機能を持つ企業年金制度の一つ。労使合意によって将来の給付額を設定し、必要な掛金を事業主が拠出（加入者拠出も可）するという仕組みである。しかし、運用結果が予定どおりにならなかった場合には事業主が追加拠出することになるため、最近では確定拠出企業年金へ移行する企業も多い。税務上は、事業主が拠出した掛金は全額損金算入（加入者掛金は生命保険料控除）、給付は雑所得となり、公的年金等控除の対象となる。

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（週刊「T＆A master」1028号(2024.5.27「今週の専門用語」より転載）

（分類：税務　2024.10.28　ビジネスメールUP! 3430号より )