補足的判断（2021.6.21)

補足的判断

　本件東京高裁判決は、一審の結論（請求棄却）を認容し、地裁の判断をそのまま引用した上で、高裁としての補足的判断を付加している。本件控訴審では、控訴人は新たな主張ではなく、原判決の問題点（控訴人の主張を審理することなく、被控訴人の主張を一方的に採用するという審理不尽を犯していることなど）を挙げて原判決の不当性を主張してきた。高裁による補足的判断の判示は、控訴人らが主張する牽強付会な判断や審理不尽といった批判に応えることを意図したものと言えよう。

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分類	タイトル	登録日
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（以上、最新順、資料除く）

（週刊「T＆A master」871号(2021.2.22「今週の専門用語」より転載）

（分類：税務　2021.6.21　ビジネスメールUP! 2961号より )

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