過大役員退職金
役員退職金のうち、役員の業務従事期間や退職の事情、類似法人の役員退職金の支給状況などに照らして不相当に高額な部分がある場合には、その不相当に高額な部分は損金不算入となる(法令70@二)。この不相当に高額な部分が過大役員退職金である。否認を受けないためには役員退職金の適正額を算定する必要があるが、実務上は功績倍率法が用いられることが多い。ただ、功績倍率が類似法人の平均値よりも高いような場合には、過大役員退職金として損金不算入とされるリスクがある。
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キーワード 「役員退職金」⇒54件
分類 |
タイトル |
登録日 |
解説記事 |
税理士業務をめぐる最近の訴訟トラブル(1) |
2019年 03月 25日 |
解説記事 |
役員退職金の過大判定で東京地裁が注目判決 |
2018年 01月 15日 |
コラム |
倍半基準 |
2017年 10月 16日 |
解説記事 |
分掌変更に伴う役員退職金、地位職務内容激変の有無で争い |
2017年 08月 07日 |
コラム |
過大役員給与めぐる税務訴訟、東京高裁も納税者主張を認めず |
2017年 05月 01日 |
コラム |
役員退職給与の算定方法は平均功績倍率が最も合理的 |
2016年 02月 29日 |
オフィシャル税務 |
法人税事案での国側敗訴が際立つ |
2015年 06月 29日 |
コラム |
分掌変更の役員退職金で損金時期が争われた事例 |
2015年 04月 13日 |
解説記事 |
分掌変更の役員退職金で納税者勝訴の注目判決 |
2015年 04月 13日 |
プレミアム税務 |
支給決議は仮装、役員に第二次納税義務 |
2014年 09月 22日 |
解説記事 |
非適格合併等における役員退職慰労引当金の取扱い |
2013年 09月 16日 |
コラム |
功績倍率 |
2013年 07月 08日 |
コラム |
役員退職給与の適正額に最高功績倍率を採用できるか? |
2013年 07月 08日 |
|
分掌変更の場合の役員退職給与 |
2013年 06月 10日 |
オフィシャル税務 |
附則104条を24改正・一体改革に振分け |
2011年 12月 12日 |
プレミアム税務 |
23年度税制改正協議、納税者権利憲章、事前通知見直しも焦点に |
2011年 05月 30日 |
オフィシャル税務 |
役員給与に係る給与所得控除、給与水準を5区分し上限設定へ |
2010年 12月 13日 |
解説記事 |
民主党PTと政府税調で 一致する主要改正の方向性 |
2010年 12月 06日 |
コラム |
役員退職金の支給に関し、退職の事実はないと判断 |
2010年 05月 31日 |
オフィシャル税務 |
広審、役員退職の実体を認め辞任時の支給金を退職給与と判断 |
2007年 09月 03日 |
(以上、最新順、資料除く) |
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(週刊「T&A master」780号(2019.3.25「今週の専門用語」より転載)
(分類:税務 2019.7.5 ビジネスメールUP!
2687号より
)
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