現物分配型スピンオフ

　業績不振の子会社を切り離すため、当該子会社の株式を親会社の株主に現物分配することにより親子関係を兄弟関係とする組織再編のこと。親子関係を解消する前の段階では、まずは親会社が自社の不振事業（旧事業）を切り出して100％子会社を作り、その後、親子関係を解消することにより、結果として親会社の旧事業をスピンオフ（企業の一部を分離し、別個の独立した企業とすること）するという2段階を踏むケースが少なくない。

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（週刊「T＆A master」706号(2017.9.11「今週の専門用語」より転載）

（分類：税務　2017.12.1　ビジネスメールUP! 2464号より )