庭内神し

　屋敷内にある神の社や祠等といったご神体（不動尊、地蔵尊、道祖神、稲荷等）を祀り日常礼拝の用に供しているものをいう。従来は、庭内神しそのものは相続税の非課税財産（一部課税対象）とされる一方で、庭内神しとは別個のものであるその敷地は相続税の課税財産とされていた。しかし、庭内神しの敷地は相続税の非課税財産となる旨を判示した東京地裁平成24年6月21日判決を踏まえ、現在課税当局は一定の条件を満たす庭内神しの敷地を相続税の非課税財産として取り扱っている。

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（週刊「T＆A master」677号(2017.2.6「今週の専門用語」より転載）

（分類：税務　2017.4.24　ビジネスメールUP! 2378号より )