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どうして医療法人が問題となるの? 「医療法人を出資の払戻し額だけで評価すべきとは思えないんだよ。」金吉 先週は医療法人に関する税制の整備について議論していた父娘が、今週は医療法人の出資の評価を巡る裁判について議論しています。 「お父さん、医療法人については制度の転換期ということもあって、いろいろな問題が起きているわね。基本財産と運用財産を区分して、運用財産のみを基に純資産価額方式で評価額を算定した、先週のT&Aに掲載されていた事案についてはどう思っているの?」 石部みどり税理士は医療法人に関する評価が争われた事案に関心を持ち始めた様子です。 「あれはとても興味深い事案だね。医療法人については、出資額限度法人への移行、すなわち、定款変更の有効性が争われた事案はあるけど、みなし贈与課税では、評価額がまともな争点になるんだよね。」 石部金吉税理士も大いに関心を示しています。 娘「相続が発生して、実際に出資額や運用財産のみを基にして払戻しが行われたならば、払戻し額での評価という方法があるけれど、この事案は、払戻しが行われたわけではなくて、1口5万円での出資に応じただけなのよね。」 ※
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(週刊「T&A master」263号(2008.6.23「石部家の人びと―父と娘の税理士問答」より転載)
(分類:その他 2008.8.18 ビジネスメールUP! 1160号より )
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