第45回


早めの申告にはメリットがいっぱい!

 平成13年分所得税の確定申告期間は、2月16日(土)から3月15日(金)までとなっています。今年は、2月16日が土曜日(閉庁)のため、実質的には、2月18日(月)からということになります。確定申告期間の税務署の慌しさは、気が重いものですが、早期の申告は、税務署も比較的すいていて、税務署員からも丁寧な対応を受けることができます。税務署員も人の子ですから、さあ、これから確定申告だという早めの申告では、署長からの訓示も頭に残っています。今年は、元国税局長の不祥事発覚直後ということで、税務署内部では、納税者への丁寧・親切な対応が打ち合わされているのです。申告期間も後半になると、税務署員もだんだん疲れてきます。それでなくても、税務署の雰囲気は、殺気立ってきますので、税務署員に優しく対応して欲しいというのには、無理があるのです。今年は、タッチパネル機も増設しているとはいうものの、順番待ちでは、いやになるものです。  

  さらに、早めの申告のメリットは、早期の還付が期待できることです。問題のない還付申告は、先入れ先出しで処理されます。3月15日ぎりぎりの申告では、ゴ−ルデンウィーク明けの還付にもなりかねませんが、2月20日ごろの申告であれば、3月中には、処理されるのではないでしょうか。  

  また、早めに申告をして、万一間違いに気づいた場合でも、3月15日までは、罰科金等のない訂正申告を行うことができます。

 「早めの申告」には、メリットがいっぱいなのです。

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2002.2.15 ビジネスメールUP! 255号より )

 

 
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