「税についての若者集会」での意見紹介(その3)

 前号に引き続き、「税についての若者集会」での意見発表を紹介します。最後に意見発表を行ったのは、一橋大学の学生Cさんです。Cさんは、「世代間負担の公平」を訴えました。

 財政赤字と並んで、若者の間では、年金制度に不安があります。社会保障制度の再構築を図り,国として行う部分(基礎年金)と、納税者が自立して準備する部分(上乗せ年金等)を明確に区分し、プライマリイバランスの黒字化を早期に達成することを主張しました。年金制度以外でも、医療・介護・育児など、国が負担すべき部分を明確にしていく必要性を主張しています。

 Cさんは、負担と応益を明確にしていくことで、「世代間の負担を公平」にすべきであると主張しています。

2002.10.30 ビジネスメールUP! 355号より )

 

 
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