ディスクロージャー優良企業はどこ?

 米国の会計不正などの事件により、今まで以上に企業の財務情報の透明性について注目が集まっている。また、特に四半期財務情報の開示が来年度から義務付けされる方向であるため、企業にとっての取組み方も重要視されることになってこよう。

 ところで、日本証券アナリスト協会では9月26日に平成14年における「リサーチ・アナリストによるディスクロージャー優良企業選定」を公表している。今回選定された企業は、三菱地所、日立金属、ダイキン工業、キヤノン、本田技研工業、三菱商事、エヌ・ティ・ティ・ドコモ、エヌイーシーソフト、住友信託銀行の9社である。

 例えば、キヤノンでは、業績動向について四半期ごとに開示されている点や電子媒体による情報開示の内容が充実している点などが高く評価されている。また、エヌ・ティ・ティ・ドコモでは、決算短信における補足情報の開示や業績修正発表などのディスクロージャーがタイムリーでかつ内容も十分である点が評価されている。

http://www.saa.or.jp/research/yksentei.html

2002.9.30 ビジネスメールUP! 343号より )

 

 
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