ブランド価値

 ソニーやナイキなどの名称は一般的に広く知られているいわゆる"ブランド"といえるでしょう。しかし、このブランドですが、どのように評価するといった算定方法については確立されていない状況です。企業としては、ブランドを重要な経営資源として位置付けており、客観的にブランドを評価することが求められているようです。例えば、同業他社との比較においても、ブランド価値があれば、同じ性能で同じ価格であれば、より多くの製品を消費者に販売することができるわけです。

 経済産業省の企業法制研究会がまとめた「ブランド価値評価研究会報告書」では、上場企業を中心にアンケートを集計しており、「客観的なブランド評価モデルが構築される」、「適正なブランド評価額が算定できる」―などの条件があれば、ブランドを資産計上するといった回答を寄せています。しかし、ブランドを資産計上するには、商法、税法、会計上の問題をいくつかクリアにしなければならず、その道のりは少し遠いようです。

http://www.meti.go.jp/report/data/g20624aj.html

2002.7.26 ビジネスメールUP! 320号より )

 

 
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