ストック・オプションの会計処理

ストック・オプションの会計処理に関する基準は、現在も包括的なものはない状況。したがって、3月中にも企業会計基準委員会(ASB)から公表される実務対応報告では、会計基準が決まるまでの当面の処理として、新株予約権の会計処理に準じて行うことが適切であるとしている。

 新株予約権の会計処理については、新株予約権の発行価額を負債の部に計上し、権利行使時に資本金又は資本金及び資本準備金に振り替えるとされている。ストック・オプションについては、通常、無償で付与されることになる。したがって、発行価額が存在しないので、負債も費用も認識しないことになるわけだ。

2002.3.18 ビジネスメールUP! 268号より )

 

 
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