第24回
日本版401K具体的導入企業の実例(トヨタ自動車)B
(3)運用商品
ローリスクローリターン商品を中心に7本
@ 元本確保型(定期預金)
・ UFJ銀行スーパー定期1年
・ 三井住友銀行確定拠出年金定期預金
A 投資信託
・ MMF 野村MMF
・ 国内株式 中央三井日本株インデックスファンド
・ 国内債券 UFJパートナーズ国内債券ファンド
・ 外国株式 野村外国株式インデックスファンド
・ 外国債券 トヨタアセット外国債券ファンド
(4)制度運営
@ 制度導入
三井アセット信託銀行(厚生年金基金の幹事)
A 運営管理業務(運用商品の提示) トヨタ自動車
運営管理業務 (記録関連) 野村DCプラニング
B 資産管理機関 三井アセット信託銀行
(5)従業員教育
@ 職場単位の説明会(2002年1月〜3月)
制度に関するテキストとビデオ
運用に関する資料配布(資産配分モデル等)
A 手続方法案内(2002年5月)
D.C導入にあたり、退職金全体の1/8をインデックスファンドを中心に導入という極めて堅実な手法を用いているのが特徴。
1/8の自己責任部分により、社員の自助意識を図りつつ、7/8の安心感を担保するという併用方式により組合との労役合意を形成している。
又運営管理業務における運用商品の選定、提示については、中立性を重視する観点から金融機関まかせではなく同社自らが行う。
(2002.7.15 ビジネスメールUP!
315号より
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